赤ワインに合う料理について
日本でもワイン通の方が増えているようです.最近は銘柄・種類共に豊富に市場に出回っており、各社共熾烈な競争を強いられています.しかし消費者にとっては中身の品質は元より、ボトルの形状や、ラベルのデザインなどが洗練されてきています.こういったところが日本で人気なのでしょう.今回は赤ワインを取り上げます.
健康志向の日本人に赤ワインが支持されている理由は、ポリフェノールの効果が期待できると言うことと、日本酒と比較しても糖分の含有量が少なくダイエットの面から見ても好ましく感じたからでしょう.赤ワインが日本酒と違う点は、多少飲みすぎても翌日に残らないということがあります.こういった観点から赤ワインが女性を中心に好評を得ていることがよく理解できると思います.
フレンチパラドックスという赤ワインにまつわる話があります.イギリス人とフランス人の動脈硬化発症を比較した場合、フランス人のほうが脂肪分の多い食事を摂っているのにもかかわらず動脈硬化が少ない、という矛盾を例えた言葉です.最近の研究で、この矛盾の原因が赤ワインだったという研究結果が報告されています.
この赤ワインに合う料理と聞かれると、十人中、八・九人が肉料理と答えるのではないでしょうか.確かに、肉食を中心とした文化を持つ国のお酒ですから、うなずける部分もあります.しかし様々な料理がありながら赤ワインに合う料理は肉料理と限定するのはもったいない話ですね.魚介類を使った料理やチーズや野菜料理などを取り入れてバランスのとれた食事を取ることが大切なのではないでしょうか.